洋服のサブスクリプション（定額サービス）である「メチャカリ（MECHAKARI）」が2018年に、けやき坂46(ひらがなけやき)をCM採用した。
特典は非常に魅力的で、シングルCDデビューしていない彼女たちの未発売シングルCD「JOYFUL LOVE」がプレゼントされるというものだ。ファンからすると喉から手が出るほど欲しい1枚だ。
月額5,800円のサービスで、洋服のレンタル回数は無制限だがレンタル枠は3着となっている。洋服をたくさん買う人にとっては安いかもしれないが、サブスクリプションサービスとしてはそこそこの価格帯である。（たとえば、日経新聞の電子版は月額4,200円である。）
坂道グループまとめ坂の管理人である私はJOYFUL LOVE欲しさに契約をしたのだが、いかんせんメンズ服のバリエーションが少なく、気に入ったものがあってもサイズがないと、けやき坂46には申し訳ないのだが個人的には不満の多いサービスだった。
サブスクリプションで重要な要素はユーザの離脱を防ぐことである。けやき坂46のファンにはもちろん女性もいるが、多くは男性ファンだろう。CM採用やCD特典は明らかにユーザ獲得のための策であり、獲得したユーザがサービスに満足すれば離脱も防げるだろう。しかし、このメンズの揃いの悪さはどうだろう。なぜ、このタイミングに合わせて充実化させなかったのか？甚だ疑問に感じる。
メチャカリ（MECHAKARI）は2年前の2016年に欅坂46のデビュー曲「サイレントマジョリティー」をCM曲に大抜擢した。欅坂46は平手友梨奈を中心に、女性ファンが非常に多く、また、サイマジョはアイドルファン以外の一般層にも浸透した曲のため、この時点でのマーケティングは特に違和感を感じなかった。
しかし、けやき坂46に関しては、まだシングルデビューをしておらず、欅坂46に比べてしまうとまだ一般のファン層は薄い。CMの抜擢は素晴らしいし、CM映像はサイマジョの監督が取って素晴らしい作品となっている。
CDを手にした今、管理人はメチャカリの解約を行う予定である。メンズ服の充実化は今後行われるであろうと予想されるが、それを待つほど裕福ではない。
なぜメチャカリはけやき坂46をCM採用したのか？
色んな意見・考えを是非聴いてみたい。
